内引き対策と従業員のモチベーションの両立
エイト・シーズ株式会社は、「安心と安全を届ける」を企業理念に、
防犯ソリューションを開発・提供しております。
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本記事では、店舗運営者が頭を悩ませる「*内引き」への対応について、
従業員の信頼や職場のモチベーションを損なわずに防犯を実現する方法をご紹介します。
*内引き:従業員による不正行為

内引きは気づきにくく、損失が大きい“見えない脅威”
8,100万円
2024年には大手リユースチェーンの複数店舗において、従業員が「架空の買取」などの手法を使った内部不正が発覚。被害総額は約8,100万円にものぼる事件が報道され、内部不正の重大さとリスクの広がりが改めて注目を集めました。
内引きをはじめとする”内部不正”の手口は巧妙で発覚しにくく、長期間気づかれないケースも少なくありません。内部事情をよく知るものの犯行である故、その被害額は当然”万引きのそれを大きく上回ります。
今回のコラムでは、犯行手口のケーススタディや、適切な対策について共有いたします。
内引きのおもな手口
小売業やサービス業において、「内引き(従業員による不正行為)」は、決して他人事ではありません。
前述のとおり、犯行は内部事業を知るが故、その被害額はときにとてつもなく大きく、経営をも揺るがす可能性をはらんでいます。
良く知られる手口として、以下が挙げられます。
■ レジ金の抜き取り
■ 商品の無断持ち出しや横流し
■ 虚偽の売買行為(わざと値段やお釣りを間違える)
■ 外部の仲間との組織的な犯行
■ 在庫操作による横領
■ 鍵の複製や無断貸与など・・
手口は巧妙で発覚しにくく、長期間気づかれないケースも少なくありません。
すこし前のニュースですが、病院での劇薬や薬剤などの盗難が世間を騒がせました。この様な事件は、わたしたちの身の回りで日常的に起こっています。

内部不正の被害額は
ときにとてつもなく大きく、
経営を揺るがす可能性をはらんでいる。
「信頼」と「管理」のはざまで揺れる現場責任者
管理者としての責任感と、チームへの信頼との間で揺れる心理的負担は、数字には表れない深刻な問題でもあります。
店舗の売上が順調でも、見えないところで少しずつ経営を蝕む“内部不正”――それが「内引き」です。
内引きが店舗経営に与える影響と、店舗管理者が直面する心理的な葛藤について見ていきましょう。
性善説をベースとした防犯対策では、当然その抑制は困難です。とはいえ、性悪説を基調とした店舗運営では、従業員のモチベーションに影響を与えかねます。
多くの店長やエリアマネージャーは、「スタッフを信じたい。でも、何かがおかしい――」
そんな思いを抱えながら、対応に踏み切れずにいるのが現状です。
内引き対策を進めたい――。
そう思っても、方法を誤れば逆に職場の信頼関係や組織全体の雰囲気を悪化させてしまうリスクがあります。ここでは、過度な監視がもたらす副作用について、店舗運営の観点から考えてみましょう。

性善説をベースとした防犯対策では、抑制は困難
性悪説を基調とした店舗運営では、従業員のモチベーションに影響
強すぎる監視は、従業員のモチベーションを奪う
内引きの抑止力を高めようと、監視カメラや点検体制を急に強化した結果、現場に「見張られている」というプレッシャーがかかってしまい、従業員のやる気が低下し、業務パフォーマンスにも悪影響が出ることがあります。
そのような環境では、従業員は緊張や不信感を抱きやすく、やる気や主体性の低下、ストレスの増加が連鎖的に発生する恐れがあります。結果として、業務効率の悪化や接客品質の低下など、経営にも影響を及ぼす可能性が出てくるのです。
さらに問題なのが、証拠が不十分な段階で誰かを「内引きの疑いがある」と扱ってしまうケースです。たとえ本人が無実であっても、一度向けられた疑念は簡単には拭えず、チーム全体の信頼関係が崩壊する引き金にもなりかねません。
こうした状況は、従業員の離職やクレーム、顧客サービスの質低下もにつながるケースもあり、慎重な対応が求められます。
防犯強化は必要ですが、感情を無視した“疑い先行型”の対応は避けるべきです。

強すぎる監視は、
従業員の効率や接客品質の低下、
離職やクレームにつながる可能性を孕む
抑止と安心を両立する新しい防犯アプローチとは?
「従業員を疑わずに、内引きを防ぐ方法はないだろうか?」
そんな現場の声に応える形で、近年注目されているのが“見せる防犯”という新しいアプローチです。
ここでは、従来型の防犯対策と比較しながら、抑止力と安心感を両立する仕組みについて解説します。
従来の“記録型”防犯では限界がある
これまでの防犯対策といえば、主に「証拠映像を残す」ことを目的とした事後対応型の防犯カメラが主流でした。
万が一の不正行為に備えるうえで録画映像は重要です。
しかし、内引きのように継続的かつ巧妙に行われる不正に対しては、記録だけでは不十分、行為を未然に防ぐ“抑止力”が欠かせません。不正を“起こさせない”ための事前抑止力こそが鍵になります。
「見せる防犯」で従業員の意識を変える
そこで登場したのが、“見せることで防ぐ”という新しい防犯の考え方です。
具体的には、防犯カメラの映像をリアルタイムでモニターに表示し、従業員自身の目に入るようにすることで、「今、自分が見られている」という意識を自然にに持たせ、不正行為を思いとどまらせる効果が期待できます。
この心理的抑止効果は、無理に疑いや緊張感を生ませるものではなく、
むしろ「透明性のある安心できる職場環境」をつくるための仕組みとして、多くの現場で受け入れられています。
『ミラとマモル Advance』が選ばれる理由とは?
従来の「隠して撮る」から、「見せて防ぐ」時代へ。
『ミラとマモル Advance』は、そうした新しい防犯スタイルを実現するために開発された、
モニター付き防犯カメラソリューションです。
内引きや不正行為を未然に防ぐだけでなく、従業員の安心感や店舗の信頼性向上にも貢献しています。
ここでは、その4つの大きな特長をご紹介します。
業界初の*IDC機能で「死角ゼロ」を実現
『ミラとマモル Advance』は、業界初の*IDC(Independent Dual Camera)機能を搭載。
モニターと完全に分離された2台のカメラが、別方向から同時に撮影することで、レジ周辺やバックヤードなど、従来では監視しきれなかった死角を徹底的にカバーします。
さらに、
■ 4K対応の高画質モニター
■ 最長11メートルまで延長可能な有線接続
■ 10.1インチの大型モニターを2分割して同時表示
といった仕様で、広い範囲・複数の視点を一目で確認できる構造になっており、防犯の精度と現場の使いやすさを両立しています。

※IDC(モニター分離式デュアルカメラ):
業界初の構造で、カメラとモニターが分離。2台のカメラで同時撮影・同時表示が可能。
「映っている自分」を見せて、不正を思いとどまらせる
『ミラとマモル Advance』の大きな特長のひとつは、カメラ映像をリアルタイムでモニター表示という点です。
レジやバックヤードに設置されたモニターに映る自分自身の姿が、自分自身が映っていることを目にすることで、「今、記録されている」という意識が自然と芽生えま、不正を心理的に抑止します。
これは、「見張られている」ではなく、「見守られている」と感じられる点が、多くの店舗で実感されています。
工事不要・電源だけでOK!その日から使えるシンプル設計
設置に専門工事は不要。
家庭用コンセント(AC100V)につなぐだけで、録画・表示が自動で開始されます。難しい初期設定や配線工事も必要ありません。
● 電源を挿せば起動できる
● 配線は1本でOK、設置は最短5分
● 屋内または軒下(-10℃以上)で設置可能
● 工事費ゼロで導入コストも抑えられる
そのため、忙しい現場でも今日からすぐに導入可能な防犯対策として、店舗責任者や本部管理者から高く評価されています。
誰でも簡単に操作できる設計
防犯システムは、いかに高機能でも「使いにくければ意味がない」。
その点『ミラとマモル Advance』は、操作もシンプルで直感的。DXに不慣れな方でも、導入日からすぐに使いこなせる仕様です。
だれでも使える、かんたん設計♪
● 電源に挿すだけで録画開始
● 録画データもモニターで確認
● 24時間録画で最長7日間分の長時間の録画保存!
防犯対策にありがちな「現場への負担」を最小限に抑えつつ、確実に抑止力と安心感を両立できるソリューションとして、選ばれ続けているのです。
まとめ:信頼と防犯を両立する、これからの店舗運営へ
内引き対策は、単なる監視強化ではなく、職場の信頼とモチベーションを守る“仕組み”づくりから始まります。
『ミラとマモル Advance』は、見せることで抑止力を高め、不正の芽を摘みながらも、従業員との信頼関係を壊さない――。
そんな、現場に寄り添った防犯ソリューションとして、数多くの店舗で導入が進んでいます。
導入企業では、
✔ 従業員の安全をマモル
✔ トラブルを未然に防ぐ
✔ 店舗スタッフ様の負担の軽減
など、目に見える成果が着実に生まれています。
「防犯と信頼は両立できる」
その第一歩として、あなたの店舗にも“見せる防犯”という選択肢を取り入れてみてはいかがでしょうか?

防犯を未然に防ぐミラとマモル
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