セルフレジで万引きが増えた? 今すぐできる防犯カメラ対策3選
エイト・シーズ株式会社は、
「安心と安全を届ける」を企業理念に、防犯ソリューションを開発・提供しております。
🔗 エイト・シーズのソリューション一覧
近年、セルフレジの導入により、人手不足対策・業務効率化が進む一方で、
「万引きがむしろ増えた」
といった声が現場から多く聞かれます。
今回の記事では、今すぐ現場で実践できる
防犯カメラを活用した3つの具体的な対策をご紹介します。

なぜセルフレジは万引きされやすいのか?
セルフレジの導入により、
人手不足の解消やレジ待ち時間の短縮など、店舗運営に多くのメリットがある一方で、
防犯面では新たな課題を生んでいます。
とくに「セルフレジに変えた途端、万引きによる利益ロスが増えた」という現場の声は後を絶ちません。
たとえば、同一人物による58回の不正行為や、半年間で600件を超える万引き被害が報告された店舗もあり、現場の深刻さがうかがえます。
出典:小売業のセルフレジ万引き被害が深刻化、全国万引犯罪防止機構が対策会議を開催(激流/2024年12月12日)
人の目が届かない=“油断しやすい”環境
では、なぜセルフレジは万引きされやすいのでしょうか?
その理由は、セルフレジ特有の“油断を誘う環境”にあります。
セルフレジは、商品のスキャンから支払いまでの会計プロセスをすべてお客様に任せる仕組みになっているため、スタッフの確認や介入が入りにくく、チェック機能が大幅に低下してしまいます。この「人の目がない環境」こそが、セルフレジ万引きが発生しやすくなる最大の要因です。
さらに、ピーク時間帯などでレジ前が混雑していたり、スタッフの死角が生まれていたりすると、「今ならバレないだろう」「少しくらいなら大丈夫」という心理的な隙を生みやすくなります。実際、セルフレジで起こる万引きの多くは“計画的な犯罪”というよりも、その場の油断や衝動から起きているケースが多いと言われています。
このように、セルフレジの構造的な弱点と、現場の状況が重なることで、万引きのリスクは一気に高まるのです。
「今ならバレないだろう」「少しくらいなら大丈夫」
”人の目がない環境” こそが、セルフレジ万引きが発生しやすくなる最大の要因。
イメージ写真

セルフレジ万引きによくある手口
実際に、セルフレジで多く見られる万引きの手口は以下の通りです:
商品をスキャンせずにそのまま袋に入れる(いわゆる”未スキャン”)
安価な商品のバーコードをスキャンして、高価な商品を持ち帰る
複数人で分散して行動し、スタッフの注意を分散させる
いずれも、「バレなければ得をする」という一瞬の判断から起こる行為です。
そのため、不正を“思いとどまらせる”抑止力のある環境づくりが、セルフレジ万引き対策のカギとなります。
🔗関連記事をご覧ください:セルフレジやレジ周りのトラブル・万引き対策を徹底解説!
記録はできても抑止できない?従来型カメラの限界
多くの店舗では防犯カメラを設置しています。
しかしながら、従来のカメラは録画するだけで、“その場で見られている感”が薄いことで、抑止効果が薄いのが実情です。
そのため、万引きを未然に防ぐ“抑止力”としては不十分なケースが少なくありません。
今すぐできる!防犯カメラを使った実践対策3選
セルフレジ万引きを防ぐためには、
「あとで確認する」よりも「その場で思いとどまらせる」、
つまり犯罪行為を未然に防ぐことが重要です。
そのためには、その場で強い抑止効果を発揮する仕組みが必要です。
ここでは、防犯カメラを活用して今すぐ始められる3つの実践的な対策をご紹介します。
対策① 「モニター付きカメラ」で“見られている感”を与える
セルフレジで起こる多くの万引きは、事前に計画された犯行ではなく、その場の状況や心理的な油断から起こる“衝動的な行動”だといわれています。
そこで有効なのが、自分の姿が映る「モニター付きカメラ」の導入です。
人は、「自分が見られている」と気づいた瞬間に行動を改めやすくなります。
とくに、カメラのレンズ正面にモニターがついており、自分の映像がリアルタイムで表示されていれば、“録画されている感”が強く伝わり、その場での抑止力が格段に向上します。
🛡️ 製品例:ミラとマモル advance
→ 被写体側に10.1インチモニターを搭載。お客様や従業員に「撮影されている」と明確に伝え、未然に不正を防止します。

人は、「自分が見られている」と気づいた瞬間に
行動を改める心理が強い
対策② 「レジ周辺の死角」にカメラを分離設置
次に重要なのは、レジ周辺に存在する“見えない場所”=死角をできるだけなくすことです。
従来の一体型カメラでは、死角が残りやすく、万引きが発生しやすいエリア(袋詰めスペース・通路・出口など)をカバーしきれない場合があります。
そこで効果的なのが、分離型のカメラです。
本体(モニター付き)とカメラユニットが分かれているタイプなら、複数の方向から個別にエリアを監視できるため、死角を最小限に抑えることができます。
設置の際は、「どこが見られていないか」を意識しながら、立体的・多方向からの監視配置を意識しましょう。

タブレットと一体型ではなく、
モニターとカメラが分離しているものが非常に有効
対策③ スタッフの“立ち位置”と組み合わせた死角の排除
防犯対策は、カメラだけに頼らず、人の目と組み合わせることが最も効果的です。
とくにセルフレジでは、スタッフが自然に“見守る位置”に立つだけで、顧客の行動が大きく変わります。
このとき、防犯カメラとスタッフの視線が重なるように配置すれば、「カメラ×人」のダブル抑止効果を発揮できます。
たとえば、カメラは袋詰めエリアの上部から、スタッフは出入口側から、というように役割を分担しつつ死角をなくす設計が理想的です。
また、製品選定の際には、視野角の広さや取り付け自由度の高いモデルを選ぶことで、店舗レイアウトに合わせた最適な運用がしやすくなります。
高い場所にあるモニターはチェッカーからの視認性がたかく、業務効率と接客品質の向上に有効

「記録」よりも「抑止」を重視する店舗づくりへ
多くの店舗では、万引きが発生した際に備えて、防犯カメラで映像を「記録」する体制を整えています。
しかし実際には、万引きは「起きてから対処する」のではなく、「起きる前に防ぐ」ことが最も効果的であり、損失や対応コストの削減にもつながります。
とくにセルフレジ環境では、不正が行われてもその場で気づきにくく、後から映像を見返しても犯人を特定できないケースも少なくありません。
そのため、近年では「撮られている」とその場で明確に伝える“抑止力重視”の防犯対策が注目されています。
そこでおすすめしたいのが、“見せる抑止”に特化した防犯カメラ「ミラとマモル advance」です。

この製品は、従来のように記録するだけではなく、被写体側にモニターを搭載することで「今まさに撮影されている」という意識を強く植え付ける構造を採用。
万引きを“思いとどまらせる”効果を最大限に引き出します。
また、スタッフによる常時監視を前提としないため、現場の負担を増やすことなく、防犯体制を強化することが可能です。
「信頼」と「管理」を両立し、従業員にも優しい新しい防犯のかたち──それが、ミラとマモル advanceの提供するソリューションです。
業界初のIDC機構で、死角を生まないカメラ配置を実現
『ミラとマモル Advance』は、モニター本体から2台のカメラが分離された構造(IDC=Independent Dual Camera)を採用。
これにより、従来の一体型カメラでは難しかった柔軟な配置と死角の排除が可能になりました。
2方向からの監視で「死角ゼロ」の抑止力
4K対応の高画質カメラで細かな動きも見逃さない
最大11mまで有線接続が可能。広い店舗でも柔軟に対応
10.1インチの分割モニターで、2台の映像を同時に表示
「映っている意識」が行動を変える。リアルタイムで働く抑止力
従来の防犯カメラは“記録するだけ”のものがほとんどでした。
しかし『ミラとマモル Advance』は、リアルタイム映像を表示する「見せる防犯」で、万引き・不正をその場で思いとどまらせる心理的効果を発揮します。
レジ前やバックヤードで自分の行動が映っていると、自然と慎重な行動になる
顧客にも従業員にも「常に見られている」意識が働く
カメラの存在が“記録用”から“抑止力”へと進化
結果として、現場に負担をかけずに不正を防ぐ「仕組み」が店舗に根付くのです。
工事不要!電源だけで導入できるシンプル設計
『ミラとマモル Advance』は、家庭用コンセント(AC100V)に接続するだけで、録画と表示がすぐに開始される簡単設計。
ネットワーク設定や配線工事は不要です。
電源を挿すだけで自動起動
線はわずか1本、設置時間は最短5分
屋内・軒下(-10℃以上)での設置にも対応
専門工事不要で、導入コストを大幅削減
忙しい店舗でも、「今日からすぐに使える」防犯対策として、現場スタッフにも好評です。
誰でも直感的に使える!現場負担ゼロの防犯システム
高性能な防犯機器でも、操作が複雑であれば現場で使いこなせません。
その点、『ミラとマモル Advance』は「誰でも迷わず使えるシンプル操作」を重視した設計となっています。
タッチ操作不要、電源ONで自動録画開始
本体モニターで録画映像をすぐに確認可能
長時間録画保存に対応し、記録の管理も簡単
その結果、「現場に負担をかけない」防犯体制を実現しつつ、確実に不正を抑止できるソリューションとして、多くの現場で選ばれ続けています。
まとめ|セルフレジ時代の防犯は「見せて守る」
「現場スタッフに余計な負担をかけずに防犯を強化したい」
「コストを抑えつつ、すぐに使える防犯カメラを導入したい」
そんな店舗経営者・店長・エリアマネージャーの皆さまにこそ、“見せることで守る”防犯カメラ「ミラとマモル Advance」をおすすめします。
📩 お問い合わせ・資料請求はこちら

防犯を未然に防ぐミラとマモル
お問合せは、
エイト・シーズ株式会社
コンサルティングチームまで!
cs@8-seas.jp
https://8-seas.jp/solution/mm_advance/